韓国の債券市場で、外国人投資家はこれまで、償還期間が短い短期債券を中心に投資してきましたが、このところ、超長期債券への投資が急増しています。償還期間が20年を超える超長期債券が全体に占める割合は、5年前と比べて7倍以上に増えています。
金融情報業者、聯合インフォマックスのまとめによりますと、外国人によるウォン建て債券投資の残高は、今月8日の時点で234兆9326億ウォンでした。
このうち、償還期間が20年を超える債券の残高は、28兆3812億ウォンで、全体の12.1%を記録しました。
5年前の2018年6月の時点では、超長期債券の割合は1.6%でした。その後、外国人による超長期債券への投資が徐々に増え、去年1月には6%台を記録。11月には初めて10%を突破しました。
現代自動車証券の関係者は、「債券に長期投資している外国人投資家の主体は、一般的に各国の中央銀行だ」と説明したうえで、「外貨準備高を多角化するという観点で、韓国の長期債券に投資している可能性がある」と指摘しました。
さらに、「韓国に対する信用度の向上が、外国人の投資決定に影響を及ぼしたものとみられる」と述べました。
信栄(シンヨン)証券の関係者は、「物価が高ければ高いほど、債券価格は上昇しにくくなる」としたうえで、「他国に比べれば韓国の物価水準は高くないため、ウォン建て債券を選んだ可能性がある」と分析しました。