尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、UAE=アラブ首長国連邦のアブドラ外相と面会し、原発や国防、防衛産業などの分野で協力を強化することで一致しました。
尹大統領は13日、大統領室でUAEのアブドラ外相と面会し、原発などさまざまな分野での協力強化ついて議論しました。
ことし初め、尹大統領がUAEを訪問し首脳会談を行なったことをきっかけにUAEが韓国に対する300億ドルの投資を決めたことに関連し、尹大統領は、「両国が互いに助け合い、経済的効果を生む投資や協力が行われるよう努力すべきだ」と述べました。
アブドラ外相は、「国交正常化以降、初となった尹大統領の国賓訪問を通じて、両国は兄弟国家へと発展した。両国関係はいつにも増して緊密になっている」と応えました。
アブドラ外相はまた、「UAEにとって、韓国は重要な戦略的パートナーだ」として、「約束通りに投資協力を履行するための作業を行っている。今後も、水素をはじめとするグリーンエネルギーへの投資や、防衛産業などさまざまな分野における協力の拡大を期待している」と語りました。
韓国は、中東諸国のうち、唯一、UAEと戦略的パートナシップを結んでいます。
尹大統領はまた、治安が悪化したスーダンから韓国国民が4月に退避する際、UAEが支援を行ったことについて改めて謝意を伝えました。