ソウルの日本大使館前で毎週水曜日に開かれてきた慰安婦支援団体主催の反日デモ「水曜集会」が14日、1600回目を迎えました。
慰安婦支援団体「正義記憶連帯」は14日正午、旧・日本大使館前で1600回目の水曜集会を開き、日本政府の公式な謝罪と賠償など法的責任の履行を求めました。
「正義記憶連帯」のハン・ギョンヒ事務総長は、「歴史を否定する勢力の侮辱や名誉き損、虚偽の事実の流布への処罰を強化し、慰安婦被害者の尊厳を回復し、正しい歴史認識を確立しなければならない」と訴えました。
また、慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは、「慰安婦問題を必ず解決するとした尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の約束が嘘ではないと信じている」と強調しました。
水曜集会は、1992年1月に、当時の宮沢喜一総理大臣の韓国訪問を前に初めて開かれ、500回目となった2002年3月には、「1つのテーマで開かれた世界最長集会」としてギネスブックに掲載され、毎週記録を塗り替えています。
2023年6月22日修正