韓国と日本の経済安全保障を話し合う2回目の会合が15日、東京で開かれ、先端技術やサプライチェーンでの協力について議論が行われました。
韓日経済安全保証対話は、去年11月の韓日首脳会談での合意を受けて設けられたものです。
大統領室によりますと、韓国からは大統領室の王允鍾(ワン・ユンジョン)経済安保秘書官、日本からは国家安全保障局の高村泰夫内閣審議官がそれぞれ首席代表として出席したということです。
会議では、▲中核、新興技術 ▲サプライチェーンでの協力強化策 ▲経済的圧力など、様々なテーマについて意見交換したということです。
中核、新興技術については、半導体、バッテリー、バイオ、量子、次世代通信での技術協力や人材交流、サプライチェーンについては、重要鉱物や半導体、バッテリー関連での協力策について議論しました。
大統領室は、「グロバールサプライチェーンの再編において、韓日両国の協力の必要性はさらに重要となっている。両国は世界的な技術革新のリーダー、また共同の利益を求めるパートナーとして、経済安全保障分野での協力を引き続き強化していくことにした」と明らかにしました。