朴普均(パク・ボギュン)文化体育観光部長官が15日、日本の永岡文部科学大臣と会談し、両国間の文化交流の拡大や万博の開催に向けた協力について話し合いました。
朴長官は、30分間にわたってテレビ会議形式で行われた会談で、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と岸田総理大臣は、両国国民が友情と信頼を築いていくためには未来世代の交流が重要だという認識で一致している」としたうえで、「両国間の文化・コンテンツなど、さまざまな分野での未来世代間の交流がさらに活発になることを願う」と述べました。
これに対して、永岡大臣は「韓国と日本はこれまで緊密な文化交流を通じて強固なつながりを保ち、深い友情を育んできた。未来世代間の交流をさらに発展させ、両国の文化芸術のもつ魅力と共通した文化的価値を世界に広く伝えるために協力を続けていくことを願う」と応じました。
朴長官は、日本に対して2030年の万博の釜山誘致に向けた支持を呼びかけました。
朴長官は、「現在、韓国政府と国民は2030年の万博の釜山誘致に向けて全力を注いでいる。2025年の大阪・関西万博が成功裏に開催されることを祈念し、釜山でも2030年の万博が開かれるよう積極的な応援と支持をお願いする」と話しました。
2人は、ことし9月に全州(チョンジュ)で開かれる第14回韓日中文化相会議で対面し、両国の文化交流についてさらに踏み込んだ議論を行う予定です。