新型コロナウイルスの感染防止措置が緩和され、韓国を訪問する外国人の数が急増したことを受け、法務部が外国人の出入国審査の改善に乗り出すと明らかにしました。
法務部は18日、仁川国際空港の出入国審査の現状や待機時間などを再確認した上で、改善案を講じることにしたと明らかにしました。
法務部によりますと、入国が集中する午前11時から午後5時にかけて、待機時間が長くなっているということです。
法務部は、混雑する時間帯に入国審査官を追加で配置するほか、韓国人向けの審査場を外国人向けに切り替えるなどの対策を取るということです。
また、入国審査の自動ゲートの利用を促すための広報活動も積極的に行うと明らかにしました。
ことし1月から4月の間、仁川国際空港から出入国した人の数は1420万人で、新型コロナの感染拡大が続いた去年に比べて8倍以上に増加しました。