内需活性化対策の一つとして、6月から11月にかけて、全国各地の伝統市場で夜市のイベントが開催されます。
新型コロナウイルスの感染拡大後、夜市のイベントは19の伝統市場に限って行われてきましたが、ことしは56の伝統市場で実施されるということです。
イベントは、それぞれの市場の特徴を生かしたものとなっていて、慶尚北道(キョンサンブクト)慶山(キョンサン)の慶山公設市場では、6月から10月まで毎週金曜日と土曜日に、市立劇団による公演など、観光客と地域住民がともに楽しめる催しが行われます。
また、京畿道(キョンギド)富川(プチョン)の駅谷(ヨッコク)サンサン市場では、10月から11月にかけて、毎週金曜日の午後7時に夜市が開かれ、食べ物や体験型のイベント、街頭パフォーマンスなどを楽しむことができます。
全国の市場を取りまとめる公団の理事長は、「夜市は低迷した伝統市場に活力を与え、各店舗の売上拡大と地域経済の活性化にも貢献すると期待される」と語っています。
2023年6月22日修正