冷房の需要が高まる7月から9月までの電気料金が、据え置かれることになりました。
政府は21日、ことし第3四半期の電気料金を据え置くと発表しました。
冷房の需要が集中する夏場を迎え、国民の負担が抑えられるという評価もある一方で、およそ45兆ウォンの赤字を抱える韓国電力の財政改善には向かい風となります。
国際エネルギー価格の高騰を価格に反映できなかった結果、韓国電力の去年までの累積赤字は38兆5000億ウォンにまで膨れ上がり、ことし第1四半期にも6兆ウォンを上回る赤字を記録して、累積赤字の合計は44兆7000億ウォンとなっています。
韓国電力の財政改善のために必要だと政府が試算した電気料金の引き上げ幅は51.6ウォンですが、ことし第1四半期の13.1ウォンと第2四半期の8ウォンの値上げを合わせても半分にも届かない満たない水準となっています。
第3四半期は値上げが見送られたことから、第4四半期に電気料金が引き上げられるかどうか、引き上げられる場合はどの程度の上昇になるかに注目が集まっています。
ただ、第4四半期は、来年の総選挙が近づいている時期とあって、電気料金を大きく引き上げるのは難しいだろうという見方が出ています。
一方、韓国電力は、資金不足を賄うため、先月に続き、今月も8000億ウォンの債権を発行しました。