梅雨前線の北上に伴い、南部の済州島は、今週末から梅雨入りする見込みです。
気象庁は、済州が24日か25日に梅雨入りという予報を、21日、発表しました。
平年の梅雨入りは、済州が6月19日、南部地方が23日、中部地方は25日ごろとなっていて、ことしは平年に比べて6日ほど遅い梅雨入りとなりそうです。
首都圏を含む中部地方で梅雨入りが最も早かったのは、1984年の6月15日で、最も遅かったのは、1987年の7月5日でした。
ことしは、太平洋の東側の赤道付近で海面温度が平年より高くなるエルニーニョ現象が発生するものとみられていて、梅雨の大雨による被害が懸念されています。
エルニーニョ現象が発生した年は、西日本から韓国にかけて、降水量が増える傾向が観測されているということです。