コストパフォーマンスの良さから、一時、韓国の自動車市場で人気を集めたディーゼル車は、エコカーブームに押され、販売台数が大きく減っています。
自動車市場調査会社が23日、発表したところによりますと、ことし1月から5月までに韓国で販売された新車の全台数はおよそ64万台で、このうち61%をガソリン車が占め、ハイブリッド車は19%、EV=電気自動車が10%となっていて、ディーゼル車はもっとも割合の小さい9%だったということです。
ディーゼル車は2018年に人気がピークとなり、56万台近く売れましたが、その後年々減少し、去年は18万台あまりと、5年間で3分の1に減りました。
エコカーが登場する前まで、ディーゼル車は、ガソリン車より燃費が良いとして、10年あまり人気を集めていました。
しかし、その後、2015年にドイツのフォルクスワーゲンによるディーゼル車の排ガス性能に関する不正が発覚したことで、否定的な認識が広がりました。
業界関係者は、「ディーゼルエンジンの国産セダンはすべて生産が終了している。ガソリン車も、EVやハイブリッド車に押され、ラインナップから消えていくだろう」と話しています。