尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は24日夕方、フランスとベトナムへの訪問を終えて帰国しました。
尹大統領は19日にフランスを訪問し、パリで開かれた博覧会国際事務局の総会に出席し、2030年の万博の釜山への誘致に向け、プレゼンテーションを行いました。
そのあと、韓国が主催した公式レセプションに出席し、各国代表団に支持を訴えました。
尹大統領はまた、フランスのマクロン大統領と首脳会談を行い、先端技術や未来戦略産業における協力を強化することで一致しました。
尹大統領は、パリ市内で開かれたヨーロッパの企業向けの投資に関する催しにも出席し、ヨーロッパの先端技術関連企業6社から合わせて9億4000万ドルの投資を取り付けました。
22日にはベトナムを国賓として訪れ、ボー・バン・トゥオン国家主席と首脳会談を行い、安全保障と経済分野での協力を強化することで一致しました。
ベトナム訪問には、尹政権発足後の外遊では最大規模となるおよそ200人の経済使節団が同行しました。
大統領室が25日に明らかにしたところによりますと、経済使節団は、今回のベトナム訪問で、技術や未来産業分野での協力に向けた111件の覚書を締結したということです。これは、海外訪問では過去最多だということです。
また、合わせて100社が参加する貿易商談会を行い、およそ5600万ドル規模の契約が締結されたということです。