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北韓のハッカー集団が、近年、暗号資産を盗み続けていることが確認されるなか、ハッカー集団の主な活動は、依然として海外の情報を盗み出す、いわゆるスパイ活動であるという分析が出ています。
アメリカのセキュリティー会社「レコーデッドフューチャー」が、北韓のハッカー集団が過去14年間行ったサイバー攻撃、273件を分析したところ、7割以上が、情報収集のために行われたことが確認されたということです。
位置情報を特定できたサイバー攻撃のうち、65%は韓国を対象としたものでした。次はアメリカですが、全体の8.5%程度です。
レコーデッドフューチャーは、「北韓のハッカー集団が、金銭目的でサイバー攻撃を行っているという認識が広がっているが、彼らは依然として、情報収集、いわゆるスパイ活動を主に行っていることがわかる」と指摘しました。