日本の朝日新聞が26日、韓日米3か国の首脳が8月末に、アメリカのワシントンで会談する方向で調整していると報じたことについて、大統領室の関係者は「まだ調整中であり、日程は確定していない」と話しています。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領はことし5月、G7=主要7か国サミットに合わせて、岸田総理大臣、アメリカのバイデン大統領と3者で短時間、意見を交わしました。この席で、バイデン大統領は、尹大統領と岸田総理大臣をワシントンに招待し、3か国の首脳会談を開催することを提案していました。
会談が実現すれば、3者による初めての公式な首脳会談となります。
会談では、北韓のミサイルに関する3か国間の情報共有システムを年内に開始することをめぐって、議論が行われるものとみられます。
韓日米は今月3日、北韓のミサイル発射に関する情報をリアルタイムで共有するシステムの運用を年内に開始する方針で一致しました。
これをめぐり、趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長は15日、「年内に開始する必要があり、できるだけ早くシステムを完成できるよう努力する」と話しています。