輸出の不振が当初の予想より深刻だとして、政府は、ことしの経済成長率の見通しを、従来の1.6%から1.4%に引き下げました。
企画財政部は4日、ことしの経済成長率を0.2ポイント下方修正すると発表しました。
政府系シンクタンクのKDI=韓国開発研究院、OECD=経済協力開発機構、ADB=アジア開発銀行は、それぞれ韓国のことしの成長率を1.5%としていて、今回の政府の見通しは、これを下回りました。
また、ことしの輸出は、従来、去年と比べて4.5%減るという予想でしたが、これを6.6%の減少に修正しました。輸入は、去年と比べて8.6%減ると見通しています。
経常収支は、230億ドルの黒字が予想されるものの、モノの輸出入による貿易収支ではなく、配当収支などの影響だということです。
設備投資は、半導体業界の不振などにより、1.2%減少すると見通しています。
一方、政府は、ことしの物価上昇率の予想を従来の3.5%から3.3%へと0.2ポイント引き下げました。
エネルギーや穀物など原材料価格が安定し、農作物の作況が改善したことにより、消費者物価の上昇はこれまでの予想よりも早く鈍化する見通しです。
物価の安定を背景に、消費は年間で2.5%増加する想定で、就業者数の増加の見通しは、従来の10万人から32万人に大幅に拡大しました。