サッカーのフランス1部リーグのPSG=パリ・サンジェルマンは9日、スペイン・マジョルカから韓国代表のミッドフィールダー、イ・ガンイン選手の獲得が決まったと発表しました。
契約期間は2028年までの5年間で、PSGからアメリカ・メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミへの移籍が決まったアルゼンチン代表のメッシが抜けた穴を埋められるか注目されます。
イ・ガンイン選手は、2011年に10歳でスペイン・バレンシアの下部チームに加入し、2018年に17歳で韓国人選手としては最年少でトップチームデビューを飾りました。マジョルカには2021年には移籍しています。
スペインリーグで合計5シーズンをプレーしたイ・ガンイン選手は、これまで公式戦135試合に出場し、10得点をマークしました。
PSG初の韓国人選手となったイ・ガンイン選手は、クラブの公式ホームページで、「パリ・サンジェルマンは、世界最高の選手たちが集まったチームだ」としたうえで、「すべての試合に勝ち、できるだけ多くのタイトルを獲得できるように貢献したい」と抱負を語りました。
イ・ガンイン選手は、10日から始まるパリ・サンジェルマンの練習に参加する予定で、今月末に日本で開催されるアジアツアーで、デビュー戦を飾ることになります。