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社会

ケタミン密輸 検察が17人を起訴

Write: 2023-07-10 12:06:47Update: 2023-07-10 12:07:38

ケタミン密輸 検察が17人を起訴

Photo : YONHAP News

麻薬の一種として規制されている「ケタミン」をタイから韓国に密輸する一連の流れに関わったとして、検察は29歳の男など17人を起訴しました。 
 
この密輸グループは、去年からことし1月にかけて、タイで仕入れたケタミン合計およそ10キロを6回にわたって航空機で密輸したとされていて、メンバー17人が向精神性医薬管理法違反などの疑いで起訴されました。
 
17人は、指示役とみられる29歳の男のほか、資金調達や取引のあっせん、国内への持ち込みなどを担当するメンバーのほとんどが20代だということです。
 
ケタミン10キロは、麻薬として使用する場合、およそ20万回分で、末端価格はおよそ6億5000万ウォンだということです。
 
検察の関係者は、「一つの麻薬密輸事件で、17人が摘発されるのは過去最大の規模だ」としたうえで、「密輸したケタミンの末端価格が5000万ウォンを超えているため、加重処罰され、無期懲役または10年以上の懲役が言い渡される可能性が高い」と説明しています。
 
韓国は、およそ20年前まで、麻薬に関連して検挙される人が人口10万人当たり20人未満で、「麻薬清浄国」と呼ばれていましたが、2010年代半ばからその地位を失っています。
 
警察がことし3月から5月にかけて集中的な取り締まりを行ったところ、薬物犯罪で摘発された人は3670人で、このうち半数以上が20代、30代でした。
 
最高検察庁に当たる大検察庁が公表した「2022年麻薬類犯罪白書」によりますと、捜査当局が去年摘発した薬物犯罪者は1万8395人で、過去最多となっています。

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