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社会

えい児殺害・遺棄 処罰強化の刑法改正案 国会小委員会通過

Write: 2023-07-14 10:09:18Update: 2023-07-14 10:25:04

えい児殺害・遺棄 処罰強化の刑法改正案 国会小委員会通過

Photo : YONHAP News

通常の殺人・遺棄罪に比べて法定刑の軽い「えい児殺害・遺棄罪」の廃止を盛り込んだ刑法の改正案が13日、国会法制司法委員会の法案審査小委員会で可決されました。 
 
現行法では、えい児殺害罪に対しては、10年以下の懲役刑、えい児遺棄罪に対しては、2年以下の懲役刑または300万ウォン以下の罰金刑をそれぞれ科すと定めています。
 
改正案は、「えい児殺害・遺棄罪」を廃止し、えい児を殺害した場合、通常の殺人罪と同じく、死刑・無期または5年以上の懲役刑、えい児を遺棄した場合も、通常の遺棄罪と同じく、3年以下の懲役刑または500万ウォン以下の罰金刑を科すことを骨子としています。
 
刑法改正が進められている背景には、最近、出生届を出していない赤ちゃんを殺害、遺棄するケースが相次いで発覚し、社会的な問題となっていることがあります。
 
改正案が法制司法委員会の全体会議と、国会本会議で可決・成立されれば、えい児殺害・遺棄に関する規定は、刑法が制定された1953年から70年ぶりに初めて改正されることになります。

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