韓国では集中豪雨の影響で、17日午前10時までに合わせて40人が死亡し、9人が行方不明となっています。
中部の忠清北道(チュンチョンブクト)清州(チョンジュ)市では、地下道を通行していた路線バスや乗用車など車両15台が浸水し、これまでに合わせて13人の死亡が確認されました。
豪雨によって避難した人は、全国で8800人を超え、農作物の被害面積は、およそ1万9800ヘクタールに達しています。被害施設は419件で、道路など公共施設の被害は215件、私有施設の被害は204件となっています。
一方、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は現地時間の15日、訪問先のウクライナからポーランドに戻る列車の中で集中豪雨への対応について話し合う緊急会議を開き、被災地への支援を迅速に行うよう指示しました。