北韓の核問題をめぐる6か国協議に参加する韓国と日本、そしてアメリカの首席代表が20日、日本で会談し、北韓の核問題への対応について話し合います。
外交部の金健(キム・ゴン)韓半島平和交渉本部長、日本外務省の船越アジア大洋州局長、アメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表は20日、長野県軽井沢で会談し、韓半島情勢への評価を共有するほか対応策を議論する方針です。
韓日米3か国の首席代表による会談は、ことし4月にソウルで開かれて以来、およそ3か月ぶりです。
金本部長は、20日に船越局長と、21日にはキム特別代表とそれぞれ2国間の会談も行います。
一方、北韓の核やミサイルの脅威への対応を強化するため、3か国の首脳間でも話し合いが行われる見通しです。
読売新聞が20日、日本とアメリカの政府関係者の話として報じたところによりますと、来月18日にアメリカワシントン郊外のキャンプデービッドで首脳会談を開催する方向で3か国が調整に入ったということです。
韓国の大統領室も20日午前、メディアに対して、「韓日米3か国の首脳会議が来月中にアメリカで開かれる見通しだ。具体的な日程や場所は調整中で、早い時期に発表する方針だ」と明らかにしました。
首脳会談では、北韓のミサイルの警報情報のリアルタイムでの共有などが取り上げられるものとみられます。