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韓半島

韓日米の高官が会談 北韓の核・ミサイルへの対応を協議

Write: 2023-07-21 10:10:01Update: 2023-07-21 10:14:42

韓日米の高官が会談 北韓の核・ミサイルへの対応を協議

Photo : YONHAP News

北韓の核問題をめぐる6か国協議に参加する韓国と日本、そしてアメリカの首席代表が20日、日本で会談し、北韓の核やミサイルによる挑発を強く非難したうえで、3か国の連携を一層強化することで一致しました。  
 
外交部の金健(キム・ゴン)韓半島平和交渉本部長、日本外務省の船越アジア大洋州局長、アメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表は20日、長野県軽井沢で会談し、北韓の核やミサイルへの対応策について議論しました。
 
韓日米3か国による対面の会談は、ことし4月にソウルで開かれて以来、およそ3か月ぶりです。
 
金本部長は、冒頭で、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、経済、安全保障など、重点課題で成果を出すのに失敗した。北韓の弾道ミサイル開発のための資金源を絶ち、北韓を非核化の道に復帰させるために、韓日米3か国の連携を一層強化していく」と述べました。
 
さらに、「北韓の核開発は、北韓の完全な非核化に向けた韓日米3か国と国際社会の決意をさらに強めるだけだ」と強調しました。

また、北韓が前日の19日に弾道ミサイルを発射したことについて、強く非難しました。

金本部長は、「韓米日3か国は、北韓の相次ぐ挑発への効果的な対応策を議論し、北韓の大量破壊兵器や弾道ミサイルの開発のための不法な資金源を絶つ」と述べ、北韓の海外労働者の送還と悪質なサイバー活動の根絶が優先事項だと明らかにしました。
 
一方、金本部長は、「北韓との対話は開かれている。特別な影響力と責任を持つ中国に建設的な役割を促すことも、協議の主なテーマになる」としました。
 
ロイター通信によりますと、アメリカのソン・キム特別代表は会議の冒頭で、板門店のJSA=共同警備区域を見学中に無断で軍事境界線を越えて北韓側に入ったアメリカ軍兵士の問題について触れ、「アメリカはこの兵士の安否の確認のため努力している。この兵士が無事に帰還するよう積極的に関与している」と述べたということです。

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