北韓は、22日の早朝、韓半島西の海、西海(ソヘ)に向けて巡航ミサイル数発を発射しました。
韓国軍の合同参謀本部は22日、 北韓が午前4時ごろから巡航ミサイルを数発発射したと発表しました。
韓米の軍当局は、警戒体制を強化する一方、ミサイルの詳細について分析を進めています。
北韓は、今月12日に固体燃料式の新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星(ファソン)18」を発射したほか、19日にも、韓半島東の海、東海(トンへ)に向けて短距離弾道ミサイルを2発発射しています。
韓米は核を含むアメリカの戦力で韓国を守る「拡大抑止」の強化に向け、18日に核協議グループの初会合を開き、これにあわせてアメリカ軍の戦略原子力潜水艦「ケンタッキー」が韓国南部・釜山に寄港していますが、北韓は20日、戦略原子力潜水艦の寄港は、北韓の核兵器の使用条件に当たると強く威嚇していました。