北韓が24日の夜中に、韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて、短距離弾道ミサイル2発を発射しました。
韓国軍の合同参謀本部は、北韓が24日午後11時55分頃から25日午前0時頃までの間に、平壌(ピョンヤン)付近から東海に向けて、短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。
北韓は、2日前の22日にも、巡航ミサイル数発を発射しています。
今回の短距離弾道ミサイルの発射は、アメリカの原子力潜水艦「アナポリス」が24日に済州島の海軍基地に入港したことへの対抗措置とみられます。
また、北韓は、「戦勝節」と呼ぶ韓国戦争の休戦協定の締結記念日となる今月27日を前に、内部の結束を図る狙いもあったものとみられます。