梅雨明けとともに連日、猛暑が続くなか、29日と30日の2日間に、熱中症で15人が亡くなりました。
30日の午後1時頃、慶尚北道(キョンサンブクド)慶山(キョンサン)市では、60代の男性が道を歩いていたところ突然倒れ、病院に搬送されましたが、亡くなったということです。この男性の体温は39度2分まで上がっていて、熱中症が原因とみられています。
同じ日の午後2時頃には聞慶(ムンギョン)市で畑仕事をしていた90代の男性が倒れて亡くなり、週末の2日間に熱中症が原因で亡くなった人は、全国各地で15人に上るということです。
この夏、熱中症で亡くなった人は、あわせて18人となっています。
気象庁は当分の間、全国的に体感温度が33度から35度前後と蒸し暑い天気が続くとの見通しを示していて、保健当局や各自治体は、お年寄りや子どもは特に熱中症にかかりやすいため、昼間はできるだけ外出を控えるとともに、適切に水分補給をするなど、熱中症対策に細心の注意を払うよう呼びかけています。