4年に一度行われるボーイスカウト・ガールスカウトの最大のキャンプ大会「世界スカウトジャンボリー」が韓国の全羅北道(チョンラブクド)で1日、開幕しました。
「世界スカウトジャンボリー」は、14歳から17歳の青少年からなる各国の代表団が参加し、民族や文化、信条などにとらわれず、キャンプをしながら国際理解と友情を育みます。
ことしの大会は、1日から12日まで、韓半島西の海、西海(ソへ)に面した全羅北道の干拓地、セマングムで開かれ、158か国から青少年4万3000人あまりが参加しています。
参加者らは、火起こしやいかだ作りなどサバイバルに必要な技術の習得や、文化交流、韓国の伝統的な遊戯の体験、韓屋(ハノク)村の見学、そしてテンプルステイなどを行います。
世界スカウトジャンボリーが韓国で開催されるのは2回目で、江原道(カンウォンド)の高城(コソン)で1991年に開かれて以来、32年ぶりとなります。