韓国の去年の1人当たりのGDP=国内総生産は、前の年に比べて8.2%減少し、主要国で3番目に大きな減少幅となりました。ウォン安が影響しましたが、経済成長の鈍化に対する懸念も出ています。
OECD=経済協力開発機構によりますと、韓国の去年の1人当たりのGDPは、前の年に比べて8.2%減少して3万2142ドルで、主要47か国のうち、2年連続で23位でした。
1人当たりのGDPの統計をまとめるにあたり、OECDは、38の加盟国にくわえ、OECDのメンバー以外で経済規模が世界で30位までに入っている国を合わせ、主要47か国としています。
47か国のうち、1人当たりのGDPがもっとも大きく減少したのは日本で、続いてスウェーデン、韓国の順でした。
減少幅が大きくなった原因として、ウォン安があげられます。
韓国のウォン建ての名目GDPは、去年、おととしに比べて3.9%増加しましたが、これをドル換算した場合、7.9%の減少となりました。
一方で、実質経済の低迷に対する懸念も出ています。
国際通貨基金は先月25日にことしの経済成長の見通しを発表し、世界経済の成長率は0.2ポイント引き上げて3.0%としましたが、韓国の成長率は、0.1ポイント引き下げて1.4%との厳しい見通しを示しています。