趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長は、今週末にサウジアラビアで開かれるウクライナの平和に関する国際会議に出席します。
大統領室が3日、発表しました。
この会議は、ウクライナやロシアの情勢をめぐって、G7=主要7か国に加えてインドやブラジル、トルコといったグローバル・サウスと呼ばれる国々の安全保障担当の政府高官が出席するもので、今月5日と6日にサウジアラビア西部のジッダで開かれます。
会議では、ウクライナのゼレンスキー大統領が進めているウクライナ平和サミットの開催に加え、ロシア軍の撤退など、ウクライナが提唱している和平に向けた10項目について、踏み込んだ議論が行われる予定です。
趙室長の出席は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が先月ウクライナを訪れた際に発表した「平和連帯イニシアチブ」の実現に向けて行われるものだと、大統領室は説明しました。
趙室長は、主要国の安全保障担当の政府高官らと2国間の話し合いも行う予定です。