カトリックの若者たちの祭典「ワールドユースデー」の世界大会が、2027年8月、ソウルで開催されます。
カトリック教会のフランシスコ教皇は現地時間の6日、ポルトガルのリスボンで開催されたワールドユースデー世界大会の閉幕ミサで、「2027年に予定されている次の大会は、韓国のソウルで開催される」と発表しました。
2年から3年ごとに開催されるワールドユースデーの世界大会は、世界各国から数十万人から数百万人に上るカトリックの若者たちが参加し、およそ1週間行われる大規模なイベントです。
韓国カトリック教会のソウル大司教区によりますと、2027年のソウル大会には、海外からの参加者およそ20万人から30万人を含め、およそ70万人から100万人の参加が見込まれるということです。
ソウル大会は、韓国文化を紹介するきっかけになるほか、経済効果も期待されます。ことしのリスボン大会の開催の経済価値は、およそ8000億ウォンに上るとされています。
また、ワールドユースデーの世界大会には、毎回教皇が参加しているため、フランシスコ教皇にとって2回目となる韓国訪問が実現する見通しです。