猛暑が続くなか、ことしに入ってから熱中症で亡くなった人は27人に上り、熱中症と診断された患者数は2000人に迫っています。
疾病管理庁によりますと、7日に熱中症で救急センターに運ばれた人は、合わせて106人でした。また、熱中症が原因で亡くなったとみられる人も2人増えて、合わせて27人となりました。
ことしの熱中症患者は7日までに1984人が確認されていて、去年の同じ期間に比べて1.5倍多いということです。
年齢別にみますと、65歳以上の高齢者が31.3%で最も多く、次いで50代、40代、30代の順となっていました。
熱中症は主に日中、屋外で発生していますが、夜間や室内で発生するケースも少なくありません。
これまでに確認された熱中症患者のうち2割程度は、ビニールハウスなどを含む屋内で症状が現れたということです。