政府系シンクタンクKDI＝韓国開発研究院は、ことしの韓国の経済成長率の見通しを1.5%に据え置きました。  
 
KDIは、韓国の経済について、「消費の拡大が鈍化する反面、建設投資やモノの輸出の不振は改善するだろう」として、ことしの経済成長率を1.5%に据え置きました。
 
1.5％という見通しは、OECD=経済協力開発機構と同じで、IMF=国際通貨基金と企画財政部の見通しの1.4％をわずかに上回ります。
 
KDIは、来年の成長率についても、前回の見通しと同じく2.3%の予想のままとしました。
 
ことしの消費者物価の上昇率は、原油価格の値上がりなどが反映され、前回の見通しの3.4％をわずかに上回る3.5％としました。