韓国では、夏のインフルエンザの流行が続いていて、先月末から今月初めにかけてのインフルエンザが疑われる患者の数は、過去最高だった2016年の3倍に上っています。
疾病管理本部のまとめによりますと、先月30日から今月5日までの間、インフルエンザが疑われる患者の数は、外来患者1000人のうち14.1人の割合となっています。
これは、去年の同じ期間の3.6人に比べて4倍ほど多く、過去最高だった2016年の4.7人より3倍多くなっています。
年齢別では、7歳から12歳が26.7人で最も多く、次いで13歳から18歳が26.0人となっていて、小・中学生と高校生の感染が特に多くなっています。
疾病管理庁は、外出後の手洗いを徹底し、症状が現れたらマスクを着用し、すぐに治療を受けるよう呼びかけています。