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政治

韓米両国 21~31日に定例の合同軍事演習実施

Write: 2023-08-14 13:56:07

韓米両国 21~31日に定例の合同軍事演習実施

Photo : YONHAP News

韓国とアメリカの国防当局は、連合防衛体制の確立のため、21日から31日まで定例の合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」を実施すると発表しました。  

韓国軍の合同参謀本部によりますと、今回の演習では、高度化する北韓の核・ミサイル能力や、ロシアによるウクライナ侵攻など変化する安全保障状況を反映した演習シナリオにもとづいて実戦演習を行うことで、同盟の対応能力をさらに強化するということです。

演習は1部と2部に分かれて行われ、1部は21日から25日までの5日間、2部は28日から31日までの4日間実施されます。

韓米両国は、演習期間中にのべ30回以上の合同野外機動訓練を行うことにしています。

これは去年の13回から大幅に増えていて、ことし上半期に行われた「フリーダムシールド(自由の盾)」と「ウォリアーシールド(戦士の盾)」の25回と比べても増えています。

北韓の核・ミサイルの脅威が高度化しているのを受け、対応能力の強化をはかる狙いがあるとみられています。

今回の演習には、国連軍司令部のメンバー国であるオーストラリア、カナダ、フランス、イギリス、ギリシャなどが参加するほか、韓国戦争休戦協定の履行と順守を確認・監督する中立国監視委員会が演習の遂行過程を確認するということです。  

北韓は韓米合同軍事演習を、「北韓を侵略するための戦争演習」だとみなして強く反発してきた経緯があるため、韓国軍は演習期間中、北韓の弾道ミサイル発射などの挑発に対応し、監視体制を強化する方針です。

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は先に行われた軍事会議でも「攻勢的な戦争準備」を強調し、軍需工場を視察するなど緊張を高めており、演習を挑発の口実にする可能性が高いとみられています。

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