韓国と日本、アメリカの3か国の外相は、テレビ会議方式で会談を行い、18日に開かれる3か国首脳会談の最終調整を行いました。
外交部によりますと、朴振(パク・ジン)外交部長官は15日午後、日本の林外相、アメリカのブリンケン国務長官と映像をつないでテレビ会談を行い、ワシントン郊外の山荘キャンプデービッドで現地時間の18日に開かれる韓日米首脳会談の議題を最終調整したということです。
首脳会談の合意文書についても意見を交したもようです。首脳会談では、3か国の関係の重要性について言及した文書「キャンプデービッド原則」が発表される予定だと、アメリカのメディアが14日に報じています。
3か国の外相は会談で、アメリカで開催される韓日米首脳会談が3か国協力の重要な節目になるとの認識を共有し、会談に向けて引き続き緊密に協力していくことで一致しました。
また、北韓の核・ミサイル問題について、韓日米の緊密な連携を再確認し、北韓の脅威と挑発に対応するために安全保障協力を強化していくことでも合意しました。
さらにAI=人工知能やサイバー分野、経済安全保障など非軍事分野での協力関係が首脳会談でどの程度取り扱われるかについてや、ロシアのウクライナ侵攻など主な国際懸案に対するスタンスなどについても意見を交わしたもようです。