ソウルの地下鉄を運営しているソウル交通公社は、外国人観光客向けの乗車券など新規サービスを年内提供する予定だと発表しました。
ソウル交通公社が21日に明らかにしたところによりますと、外国人観光客向けの新規サービスとして、ソウルの地下鉄を一定期間自由に乗り降りできる乗り放題乗車券の販売を検討しているということです。
ソウルを訪れる外国人観光客の平均滞在日数などを踏まえ、1日および3日間乗り放題の乗車券を検討しているということで、価格は1日が5600ウォン、3日間で1万1800ウォンを予定しているということです。
また、外国語同時通訳システムを11月から明洞(ミョンドン)駅で運用するということです。13か国語に対応し、来年にはソウル駅や梨泰院(イテウォン)駅など5つの駅に拡大する計画です。
一方、ソウル交通公社は、空港からホテルや観光地などに荷物を配送あるいは保管するサービスをことし5月から明洞駅など4つの駅で開始しましたが、こちらも、今後観光客が多く利用する駅に拡大する方針だということです。