韓国では、公務員やメディア関係者に対して、一定額までの贈答品を渡すことが法律で認められていますが、この上限額を引き上げる内容が盛り込まれた「不正請託禁止法」の改正案が、21日、可決されました。
不正請託禁止法では、 公務員やメディア関係者が受け取ることができる贈り物の上限額が定められています。
今回の改正で、牛肉などの農畜産物を贈る場合の上限額が、10万ウォンから15万ウォンに引き上げられ、旧正月や秋夕(チュソク)の連休期間中は、これまで20万ウォンだった上限が30万ウォンに引き上げられました。
また、公務員が受け取れる贈り物の対象に、ネットで利用できるモバイル商品券や、映画チケットや本などを購入できる商品券が、新たに追加されました。
一方、すぐに現金に換えられるデパートの商品券は含まれませんでした。
改正案は、閣議を経て施行されます。