都市化や高齢化の影響で単身世帯の数は1000万近くに増え、全世帯の4割を越えました。単身世帯を年代別にみると、3分の1以上は60代以上となっています。 
 
行政安全部が22日、まとめたところによりますと、去年、韓国の人口は5143万9000人で、世帯数は2370万6000世帯でした。
 
このうち一人暮らしの世帯は972万4000世帯で、全体に占める割合は前の年より0.7ポイント増えた41.0％でした。
 
単身世帯の割合は、2021年に40.3％を記録し、初めて4割を上回りました。
 
一人で暮らしている人を年齢別に見ますと、70代以上が19.1％で最も多く、続いて60代が18.1％でした。
 
60代と70代以上の割合を合わせると37.2％で、全体の3分の1を上回っていて、50代も含めると半分を超えています。
 
また、一人暮らしの世帯が増える傾向は、40代以外のすべての年代でみられます。

おととしに比べ、20代は2.7％、30代は3.8％、60代は4.3％、70代以上は5.4％、それぞれ増加しました。