検察は、ソウル近郊の京畿(キョンギ)道知事時代に北韓に巨額の資金を不正に送金した疑いがもたれている、最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表に対して、出頭を要請しました。
水原地方検察庁は23日、第3者供賄の容疑で李在明氏に対して今月30日に出頭するよう要請しました。
韓国の大手下着メーカーのサンバンウルグループの元会長のキム・ソンテ氏は、「2019年に京畿道の副知事だった李華泳(イ・ファヨン)被告から要請を受け、李在明氏の北韓訪問のために、北韓に多額の金を渡した」と供述していて、検察は李在明氏自身も不正送金にかかわったとみています。
李在明氏はこれまでに、4件の別の容疑で検察に出頭していて、今回の検察の要請に応じれば、5回目の出頭となります。