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政治

韓国国務総理が国民向け談話 「政府と科学を信じてほしい」

Write: 2023-08-24 15:22:03Update: 2023-08-24 15:23:04

韓国国務総理が国民向け談話 「政府と科学を信じてほしい」

Photo : YONHAP News

福島原発の汚染処理水の海洋放出が始まったことを受け、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は、国民に向けて談話を発表し、「政府と科学を信じてほしい」と呼びかけました。  
 
東京電力は、福島原発の汚染水を処理してタンクに保管していた水の海洋放出を24日の午後1時ごろから始めました。
  
韓総理は、放出が開始された直後に、国民に向けて談話を発表し、「いま、韓国国民にとって最大の脅威となっているのは、科学的な根拠のないフェイクニュースや政治的な利益のためのうその扇動だ。政府と科学を信じてほしい」と訴えました。
 
また、日本政府に対しては、「これから30年あまりにわたって続く放出の過程で、透明で責任感のある情報公開を期待し、促す」と述べました。
 
韓総理は、「韓国は、2週間おきに専門家をIAEA=国際原子力機関の福島事務所に派遣して状況を確認し、専門家が現地に滞在しない期間は、日本側がデータを1時間ごとにアップデートして、韓国政府に提供することになっている」と説明しました。
 
また、韓国とIAEAの間での情報共有について、担当者を指定するほか、定期的にテレビ会議を開催することにしたと述べました。
 
一方、汚染処理水の海洋放出に反対する大学生16人がソウルの日本大使館への侵入を試みましたが、全員警察に逮捕されました。
 
警察によりますと、大学生16人は午後12時半ごろ、日本大使館の前で海洋放出に反対する記者会見を開いたあと、抗議の目的で大使館への侵入を試みましたが、警察が不法侵入の容疑で現行犯逮捕し、取り調べを行っているということです。

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