最大野党の「共に民主党」は、福島原発の汚染処理水の海洋放出の中止を求める大規模なデモ行進をソウルで行います。
「共に民主党」は、汚染処理水の海洋放出の中止を求めて、25日の午前、ソウルの光化門(クァンファムン)広場をスタートし、龍山(ヨンサン)の大統領室までの5キロの区間を2時間ほどかけてデモ行進を行います。
行進には、李在明(イ・ジェミョン)代表やパク・クァンオン院内代表ら党の幹部を含む500人あまりが参加する予定で、参加者らは、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権に対して汚染処理水の放出への反対の意向を示すよう促すとともに、放出の問題をロンドン条約の仲裁裁判に付託するよう求める方針です。
「共に民主党」は、日本が汚染処理水の放出を始めた24日から、国会前でロウソク集会や緊急議員総会を開くなど、反対活動を展開しています。
26日には、「正義党」などの野党や市民団体とともに光化門広場で大規模なデモ集会を開き、27日には、「共に民主党」の議員らが日本の福島県で開かれる集会に出席する予定です。