世論調査会社「韓国ギャラップ」による最新の調査で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持率は、2週間前に比べて1ポイント下がって34%となりました。福島原発の汚染処理水の海洋放出が影響したものとみられます。
「韓国ギャラップ」が22日から24日にかけて、全国18歳以上の男女1000人を対象に調査したところ、尹大統領の国政運営について「うまくやっている」と答えた人は34%で、2週間前に比べて1ポイント下がりました。
「うまくやっていない」と答えた人は、2週間前と同じく57%でした。
支持と不支持の割合はほぼ変わっていませんが、その理由には変化が見られました。
支持する理由のトップは「外交」で、前回の調査に比べて6ポイント上がりました。今月18日に開催された韓日米首脳会談での成果が評価されたものとみられます。
支持しない理由のトップも「外交」で、前回の調査に比べて11ポイント上がりました。2位は「福島汚染処理水の放出問題」で、前回に比べて9ポイント上がりました。
また、前回の調査では支持しない主な理由として挙げられなかった「韓日関係」が5位に入っています。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3.1ポイントです。詳しい内容は、中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。