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韓国では、結婚について前向きに考える若者の数がこの10年で大きく減少し、3人に1人の割合に過ぎないことがわかりました。
統計庁が去年実施した19歳から34歳までの若者の意識調査によりますと、結婚について前向きに考える若者の割合は36.4%で、2012年の56.5%に比べて10年間で20ポイント以上下がっています。
男女別では、男性は43.8%、女性は28%の人が結婚に前向きでした。
結婚に消極的な理由としては、「結婚資金が足りない」をあげた人が33.7%でもっとも多く、次いで「結婚の必要性を感じない」、「出産・子育ての負担」、「雇用状態が不安定」、「適当な相手にめぐり会えない」などの順でした。
「男女が結婚しなくても一緒に暮らすことができる」と考えている人は80.9%で、10年前から19.1ポイント増えました。
「結婚せずに子どもを持ってもよい」と考える若者の割合も、2012年の29.8%から、去年は39.6%に10ポイント近く増えています。