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韓半島

金正恩氏が韓日米を非難 合同訓練の定例化に反発

Write: 2023-08-29 11:19:02Update: 2023-08-29 11:20:13

金正恩氏が韓日米を非難 合同訓練の定例化に反発

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、海軍の創設記念日に行った演説で、韓国、日本、アメリカの首脳を激しく批判しました。先の韓日米首脳会談で3か国が合同訓練の定例化に合意したことなどに反発したものとみられます。 
 
北韓の朝鮮中央通信が29日に伝えたところによりますと、金委員長は28日に海軍の司令部を訪れて演説し、「アメリカと日本、大韓民国のごろつきの頭目らが集まり、合同軍事演習を定例化することを公表して実行に着手した」と述べ、アメリカ・ワシントン近郊の山荘キャンプデービッドで今月18日に行われた韓日米首脳会談で合意された3か国の連携強化に警戒感を示しました。
 
金委員長はまた、今後、海軍を核戦力として強化する方針を示しました。
 
視察は海軍の創建記念日に合わせたもので、海軍に核を配備することによって戦力強化をはかる方針を示し、連携を強める韓日米3か国をけん制する狙いがあるものとみられます。
 
視察には金委員長の娘、ジュエさんも同行しました。ジュエさんの同行が報じられるのは、およそ3か月半ぶりです。
 
一方、金委員長は、これまで韓国を「南朝鮮」と呼んできましたが、今回の演説で、初めて正式な国名の「大韓民国」と表現しました。
 
統一国家を共に目指すべき相手ではなく、別の国として突き放す姿勢をとることで、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権への敵対姿勢をあらわにしたものとみられます。
 
金委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長も、ことし7月に発表した談話のなかで、韓国を初めて「大韓民国」と表現しています。

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