1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は、ことし4月から6月期に0.7人とこれまででもっとも低くなりました。
統計庁が発表した6月の人口動向によりますと、ことし4月から6月の合計特殊出生率は0.7人で、これまででもっとも低かったということです。
韓国の合計特殊出生率はおととしの時点で、OECD=経済協力開発機構の加盟国のなかでもっとも低く、1を割り込んでいる唯一の国となっています。
6月の出生数は、1万8600人あまりで、2015年12月以降、91か月連続で減少しています。
死亡数は、2万6800人あまりで、出生数から死亡数を引いた人口の自然増減は、8200人あまりの減少でした。
韓国の人口は2019年11月以降、44か月連続で減少しています。