韓国人と結婚した外国人、あるいは韓国に帰化した人が持つ家庭を、韓国では「多文化家庭」と呼んでいます。ことし、多文化家庭の小・中・高校生が、およそ18万人となりました。2012年に関連の調査が始まって以来、最多です。
教育部が行った2023年の統計調査によりますと、多文化家庭の小中高生は、ことし4月1日の時点で、およそ18万1000人で、去年に比べて7.4%増えました。
小学生は11万6000人、中学生は4万4000人、高校生は2万1000人でした。
統計が始まった2012年におよそ4万7000人だった多文化家庭の小中高生は、11年間で4倍近くに増えました。
多文化家庭の小中高校生が全体に占める割合は、2021年に3%を突破し、2022年は3.2%、2023年には3.5%に増えました。