ポーランドで韓国の武器を生産する準備が進んでいるほか、韓国から輸入した戦車や自走砲などを使った軍事訓練も行われるもようです。
地元メディアによりますと、李鐘燮(イ・ジョンソブ)国防部長官はポーランドのワルシャワでブワシュチャク副首相兼国防相と会談したということです。
会談では、ウクライナへの支援をはじめ、韓国とポーランドの軍事技術の革新や追加の軍事協力について議論されたとみられます。
ブワシュチャク副首相は会談後の共同記者会見で、ポーランド国内での韓国武器の生産を含む、防衛産業における協力体制の第2段階を準備中だと明らかにしました。
また、今月17日に行われる軍事訓練では、韓国武器をポーランド軍が操縦する際にどれほどの効率性が認められるか確認できるだろうと述べました。
地元メディアは、今回の訓練では、韓国から導入した戦車「K2」と自走砲「K9」などが披露されると伝えました。
ポーランドは、隣接するウクライナで戦争が起きたことから、防衛力強化のために韓国から数百億ドルに及ぶ武器や軍事装備品などを購入しています。