ことしの韓国の旧盆、秋夕(チュソク)は9月29日ですが、秋夕を前にお供え物の価格を調査したところ、去年に比べてやや低くなる見通しであることがわかりました。
ソウル市農水産食品公社は、市内の個人商店を中心とした商店街16か所と大型スーパー8か所で、肉類や果物、山菜など、お供え物として使う36の食品の価格を調査し、12日に発表しました。
それによりますと、ことしの秋夕のお供え物を購入する費用は、6、7人家族の場合、個人商店を利用すると23万7000ウォン、大型スーパーを利用すると28万1000ウォンになる見通しだということです。
個人商店が大型スーパーより15%ほど安くなっています。
去年に比べると、個人商店では2.4%、大型スーパーでは8.7%、それぞれ価格が下がる見通しです。
農水産食品公社は、お供え物に使う食材の供給拡大など政府の物価安定策により、秋夕の農水畜産物の価格は安定すると見込んでいます。
ただ、野菜や果物の中には、異常気象の影響などで平年よりやや値上がりする品目もあるということです。