KBSの新しい社長の候補として、韓国の日刊紙「文化日報」の論説委員を務めたパク・ミン氏が選出されました。
KBSの理事会は、新しい社長の候補を絞り込むため、13日に臨時の理事会を開きました。
理事会で行われた採決で、理事長を含め11人のメンバーのうち、過半数となる与党寄りの6人の賛成により、「文化日報」の論説委員を務めたパク・ミン氏が新しい社長の候補として選出されました。
KBSの理事会は当初、今月4日に社長候補を決める予定でしたが、投票の過程で、与党寄りの理事1人が辞任を表明するなどしたことから、採決が見送られました。
その後、新たに就任した理事も与党寄りの人物です。
社長候補に選ばれた朴氏は、1991年に文化日報に記者として入社し、社会部長、政治部長、編集局長を歴任しています。
朴氏は、国会の人事聴聞会を経て、大統領の任命を受けることになります。
今回の社長候補の選出にあたっては、野党寄りの理事5人は、公募の段階からやり直すべきだと主張していて、13日の臨時理事会では、投票の直前に退席しました。
* 10月18日 修正