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政治

尹大統領 憲法裁判所長候補を指名

Write: 2023-10-19 12:14:37Update: 2023-11-17 10:40:50

尹大統領 憲法裁判所長候補を指名

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、来月に任期満了となる憲法裁判所長の後任の候補として、李悰錫(イ・ジョンソク)憲法裁判官を指名しました。  
 
憲法裁判所は、違憲審査を行う機関で、所長は、大統領が憲法裁判所の裁判官のなかから候補を指名し、国会の同意を得て任命します。
 
憲法裁判所法では、憲法裁判所の裁判官9人のうち、国会と最高裁長官にあたる大法院長がそれぞれ3人ずつ指名する候補者は、人事聴聞会のあと、国会の同意を得て任命されるとしていますが、大統領が指名する3人は、人事聴聞会だけで任命されることになっています。 
 
李氏は、中道および革新系の裁判官が多数を占めるいまの憲法裁判所で、もっとも保守色の濃い人物とされています。
 
また、尹大統領とはソウル大学法学部の同期でもあります。
 
李氏は2018年に、与党「国民の力」の前身である「自由韓国党」の推薦で憲法裁判官に任命され、裁判官としての残りの任期は、来年10月までです。
 
所長の任期も裁判官と同じく6年ですが、これまで所長に任命された裁判官は、慣例として、元の裁判官としての任期が終了すると同時に退任してきました。

現職の所長は、憲法裁判官に登用されて1年目で所長になったため、所長の職を5年間務めることになりましたが、李裁判官の場合、裁判官としての任期が残り1年しかなく、慣例を踏襲すると、尹政権の半ばで退任となるため、所長の任期について、新しい解釈がなされるか、注目されています。
 
憲法裁判所長も、大法院長と同じく、国会の任命同意が必要で、任命同意案は、在籍議員の過半の出席と、出席議員の過半の賛成で可決されます。

*11月17日 修正*

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