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政治

韓国銀行 OECDによることしの韓国の潜在成長率について国会に報告

Write: 2023-10-23 15:43:05Update: 2023-10-23 16:10:04

韓国銀行 OECDによることしの韓国の潜在成長率について国会に報告

Photo : YONHAP News

先月から韓国の国会で行われている国政監査の一環として、過去10年以上に渡って低下し続けている韓国の潜在成長率について企画財政部で質疑応答があり、韓国銀行の総裁は、ことし、潜在成長率が初めて2%を下回るとしたOECD=経済協力開発機構の見通しについて報告しました。 
 
潜在成長率とは、生産活動に必要とされる労働力や生産設備などを最大限に活用して、景気を過熱させることなく達成できる仮想上の成長率のことで、経済の基礎体力を表す指標とされています。
 
韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は23日、韓国のことしの潜在成長率を1.9%と予想したOECDの報告書について、国会に資料を提出しました。

韓国の潜在成長率が2%を下回るのはこれが初めてです。
 
また、来年については、さらに下がって1.7%と予想し、報告書では、韓国の潜在成長率は、2013年から来年までの12年間、低下し続けることになるとしています。
 
専門家は、人口が減少するなか、資本投資や生産性向上は進んでいないことが背景にあると分析しています。
 
一方、OECDが発表している主要国のことしの潜在成長率は、アメリカが1.8%、カナダが1.6%、イギリスが1.2%、日本が0.3%などとなっています。

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