韓国で牛の感染症「ランピースキン病」が相次いで発生しています。これまでに、17件の感染が確認され、感染が疑われるケースも12件に上っています。
農林畜産食品部は、今月20日から23日午前8時までに、忠清北道(チュンチョンブクト)の瑞山(ソサン)と陰城(ウムソン)や、京畿道(キョンギド)の金浦(キンポ)など7つの自治体で、ランピースキン病の感染が17件、確認されたと発表しました。
また、食欲不振や皮膚の病変など、感染が疑われる12件について、精密検査を行っているということです。
ランピースキン病は、蚊など血を吸う昆虫を介して牛だけが感染するウイルス性の感染症で、流産や不妊を誘発するほか、牛乳の生産量が減るため、韓国では家畜感染症の中でも影響が最も大きい第1種に分類されます。
ただ、口蹄疫とは違い、空気感染することはありません。
政府は、ワクチン接種や隔離によって、ランピースキン病の拡散を防ぐ方針です。
また、抗体ができるまでには3週間ほどかかるため、主な拡散要因である蚊などを集中的に駆除するということです。