大韓航空がアシアナ航空を買収する計画を発表してからすでに3年近くとなりますが、統合に向けた手続きが、来週、山場を迎えます。
大韓航空によるアシアナ航空の買収をめぐっては、韓国の航空業界が独占状態になる可能性があるとして、イギリスやアメリカ、日本、そしてEU=ヨーロッパ連合などの公正取引委員会が審査を続けてきました。
EUの執行委員会は、ヨーロッパと韓国を行き来する4つの路線について、旅客と貨物運送サービスが大韓航空に独占されないよう、統合案を是正するよう求めました。
これを受けて大韓航空は、アシアナ航空の買収にあたって、アシアナの一部の路線を国内のLCC=格安航空会社に譲渡するとともに、貨物事業を第三者に売却する是正案を今月中にEUに提出するとしています。
是正案のなかでも、貨物事業の売却が、大韓航空とアシアナ航空の統合の行方を左右するとみられていて、アシアナ航空は、来週月曜日の午後に理事会を開き、貨物事業の売却案について審議する見通しです。